成人の主張とありす

一週間以上過ぎていまごろになって成人式の話題というのもなんですが、例年どおり逮捕者が全国で出たようですね。
われらが川崎市でも、ひと騒動あったようです。

http://www.kanagawa-np.co.jp/news/nw04011323.html

成人式で問題をおこす新成人といえば、大人としての自覚が無いとか、これだから最近の若者は駄目だとか、そういう報道をされるのが普通です。
私も他の地域で起こった紅白の幕をやぶいたり、救急車を蹴ったりした新成人については、ああいう大人にはなるまいと思います。
ですが、この川崎市で問題を起こした人については、私は評価したいと思ってます。
形骸化した成人式に対して、疑問を感じていた人はきっと多かったと思うんです。
果たしてこれは新成人のための式なのか、それとも来賓で呼ばれた政治家のための式なのか。
代表の彼は、たしかに式をぶち壊しにはしたけれど、少なくとも世の矛盾を問いただす目的のためにぶち壊したんだということを感じます。
同じ壊すのでも、ただ暴れて壊しただけの人とは別物として考えてもいいんじゃないかと思います。
いえ、もちろん式を壊しちゃった以上罰は受けなきゃいけないとは思いますよ。その辺の処罰に関しては、もちろん救急車蹴った人たちと同じ扱いであってしかるべきと思うのですが・・・
ただ、彼の行動に共感する人たちの気持ちは、法で罰することはできませんからね。

ありすは、こういう大人には、ちょっとだけなりたいと思います。